中高一貫
対策コース

桜蔭中学・高校の定期テスト対策

桜蔭中学・高校の特徴

3学期制で授業の進度が速く、科目によっては中学3年の1学期に高校の学習範囲に入ることから、難易度も高めです。

また、桜蔭中学・高校の成績評価は10段階で、全体の平均は7.8程度です。成績は平常点と試験の点数で決まります。

さらに、中学から高校に上がることは簡単ですが、高校1年生で躓く可能性があるので、しっかりと勉強しておきましょう。進級や内部進学をするためには、定期テストで確実に点数を取る必要があるので、日々の積み重ねが重要です。

☆使用している教材

【英語】

• TOTAL ENGLISH：学校図書

【数学】

• 中学校数学：学校図書
• 精説 高校数学 第1巻
• 準拠問題集

【国語】

• 中学校国語：学校図書

【理科】

• 新しい科学：東京書籍
• 高校物理基礎：実教出版
• レッツトライノート：東京書籍
• 化学：東京書籍
• エクセル化学基礎：実教出版

【社会】

• 中学生の地理：帝国書院
• 新しい社会：東京書籍

定期テスト対策☆対策ポイント

授業内で扱われた内容から出題されるため、難易度は標準的です。

【英語】

クラスや先生によってテストの出題形式が異なることもありますが、基本的には授業の内容を中心に出題されます。普段の授業を如何に復習しているかが、テストでの点数差に繋がるでしょう。

また、小テストや英作文の宿題などが頻繁に出されるので、分からないことがあれば、その都度しっかりと確認しておくことが重要です。中学３年生〜高校２年生は、英語の外部試験であるGTECも定期的に受験しており、ALTの会話授業やオンライン英会話など、英語に力を入れています。

【数学】

問題演習を繰り返し行って、しっかりと定義を理解することが大切です。クラスや先生によってテストの出題形式が異なることもありますが、基本的には授業で使用する教科書と問題集から出題されます。しかし、基礎問題だけでなく応用問題も数多く出題され、数字や条件も変更されるので、問題を解くスピードが必要です。

また、様々な系統の問題が出題されているので、しっかりと演習を繰り返していないと解くことが難しい問題も数多く出題されています。特に、桜蔭中学の「代数」の授業では、宿題が頻繁に出されるので、しっかりと解けるようにしておきましょう。

他にも、高校２〜３年生では、進路にあわせた授業や習熟度別授業も行っています。

【国語】

『考える力』や『伝える力』を養うための問題が数多く出題されており、一般的な授業では漢字熟語の小テストが実施され、これは高校まで継続して実施されています。

また、百人一首や詩の音読・暗唱もあり、高校では評論に切り込む抽象概念を単語テストの形で行っています。高校３年生までは古典を含む現代文を必修とし、その上で古典・現代文・小論文を選択できます。

【理科】

『論理的に考える力』や『応用する力』を伸ばすための問題が数多く出題されています。

• 知的好奇心を持つこと
• 実験や観察を実体験すること
• 正確な知識
• 科学的思考力
• 理解力
• 正しい判断力

上記の６つを養うことを目標としています。

中学では高校の内容を取り入れた先取り授業を行い、高校１年生までは化学、物理、生物、地学の内容を全員が必修科目で、２年生からは選択してより深く学んでいきます。

【社会】

解答形式は記述式が多く、リード文や年表の穴埋め問題が多く出題されているので、重要な人物・事件の「５W１H」を正しく覚え、重要用語・年号を正しく書けるようにしておきましょう。

また、中学１・２年生は地理・歴史、中学３年生で公民を学習し、高校では地理・倫理・世界史・日本史・政治経済から選択して学んでいきます。

さらに、中学の歴史の授業は穴埋め式のプリントを使って進むことが多いので、自分の頭を使って考えることが重要になってきます。