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筑波大付属中 定期テスト対策

筑波大附属高への内部進学状況

例年7~8割の生徒が筑波大附属高校へ内部進学します。*公式のHPでは8割となっています。
中1~中3の内申と中3の1月の試験で最終決定されます。

ほとんどの生徒が内部進学を希望されています。トップエデュでは外部受験を希望される方もいて、生徒ごとに対策を変えています。

筑波大附属中 定期テストの総評と対策

筑波大附属中の定期テストの問題レベルは標準的な問題、やや難易度の高い問題、高校の範囲の問題に分けることができると思います。また、高校でも行わない内容も出題されます。

筑波大附属中の定期テスト対策はどうするか?

授業ノートをしっかり取り、予習復習をすることが大切です。
筑波大附属中の定期テストで得点が取れない生徒は授業ノートをしっかりとっていない傾向があります。
特に小学校から内部進学した生徒だと、中学入試で行う問題に触れていないため外部受験生が取れる問題が取れないため得点が低くなってしまう傾向があります。

全体的に問題量が多く、記述式の問題も多いです。そのためにアウトプットをしっかり行う必要があります。

筑波大附属中 定期テスト 数学の特徴/傾向

筑波大附属中の数学ですが、授業内容は標準的な内容ですが、一部ハイレベルな内容が含まれます。
例えば中2の2学期中間テストでは「図形」「連立方程式」「確率」が範囲でした。図形は角度や作図の問題で標準的な問題でした。連立方程式も標準的な問題でしたが、複雑な計算や文章題などやや難易度が高い問題も出題されていました。確率は標準的な問題が出題されていましたが、「条件付き確率」など高校の範囲の問題も出題されています。

このように、必ずしも「難しい問題」だけではなく十分得点できる問題もありますが、「難しい問題」、特に授業でしっかり理解していない生徒には一人では対策できない問題も多く出題されます。
また、生徒の学習状況によっては難しい問題はいったん置いておき、標準的な問題を重点的に解くようにしなくてはなりません。しかし、筑波大附属中の生徒は、テストは全部解くことを指導されているため、なかなかテストの受け方が「最も得点が取れるテストの受け方」になっていないことが多いです。

筑波大附属中 定期テスト 英語の特徴/傾向

筑波大附属中の英語定期テストは文法・語彙・読解・リスニングからまんべんなく出題されています。

基礎英語は必須。
リスニング…対話の流れを理解、基礎英語の内容理解、要点理解、詳細理解など
語彙…単語、連語など
文法…書き換え、空所補充、並び替え、和文英訳など
読解…初見の文章が出題される

問題量が多く、範囲も多岐にわたっているため、ゆっくり考えて解く時間があまりありません。
日ごろから演習を行い、演習スピードを上げていく必要があります。

後で見直すと一問一問はそこまで難しくありません。しかし時間が足りないためなかなか得点が取れないことがあります。

筑波大附属中 定期テスト 国語の特徴/傾向

筑波大附属中の国語定期テストは漢字や文法知識が出題されます。読解は文章も長く記述が多いです。授業での復習を行い、文章内容理解を深めておく必要があります。普段から読解力・記述力を向上させておく必要があります。

授業のノートを使って予習復習を行いましょう。特に知識問題である漢字や文法は得点源ですのでしっかり復習すれば取れると思います。

筑波大附属中 定期テスト 社会特徴/傾向

筑波大附属中の社会定期テストは基本的な知識が出題され、記述問題も出題されます。記述は「説明しなさい」といったものがよく出題されます。筑波大附属中の社会の特徴として記述は知識を問うものではなく、

「なぜそうなったのか?」「どのように変化したのか?」「共通点と違いは?」

など考察を含むものが多いです。

例えば中2の2学期中間で出題された歴史の問題で「藤堂高虎」の生涯が出題されました。藤堂高虎は豊臣秀吉に仕え、後に徳川家康に仕えました。俗に主君を七度変えた武将と言われています。そのような武将が関ケ原の戦い以降も順調に出世し最終的に伊勢津藩32万石となる大名です。「この武将がなぜ出世したか?」が出題されています。知識としては、藤堂高虎は大学入試としても出題されませんが、授業で行った内容、藤堂高虎の人物年表、各藩の石高の地図をヒントに解く必要があります。
*ちなみに藤堂高虎は築城の名手、戦功も抜群で外様大名ながら家康からの信任も厚かったです。

ただ覚えるだけでなく、考察力・論述力・表現力を求めており、そのような力がないと解けません。

筑波大附属中 定期テスト 理科の特徴/傾向

筑波大附属中の理科定期テストの出題内容は標準~やや難度の高い問題が出題されています。
新中学問題集や最高水準問題集などでしっかり対策すれば得点できると思います。

本質的に理解していないと問題は解けないため、しっかりとした理解と演習が必須になります。問題量も多いため、一夜漬けでは対応できないでしょう。

定期テストの範囲が広いため、定期テスト前から復習するととても終わらないと思います。普段からしっかり復習する必要があります。

記述問題が出題されるため、語句の漢字、実験や事象について説明できるようにする必要があります。
一部、高校レベルの内容が入っているため、高校受験対策の問題集と高校の「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」などを使って学習すると高得点が取れると思います。

筑波大附属中の定期テストはいつから対策したらいい?

筑波大附属中の定期テスト対策は3週間前から行う必要があります。先ほど述べたように演習量を確保しないと筑波大附属中の定期テストの問題量では得点を伸ばすことはできません。授業ノートは必ず取る必要があります。

また、生徒の理解力によって対策内容が変わってきます。
例えば、中学入試で外部から入学した生徒であればかなりの内容は中学入試で行っていますし、授業も理解できると思います。しかし、小学校から内部進学した生徒は基礎知識が足りていない上に学校で特殊な授業を受けるため混乱していることも多いです。

現状を整理し、やるべき内容を仕分けしてあげ、日々の学習計画を立てて学習することで安定的に得点が取れます。ただし、筑波大附属中の定期テストでは高得点を取る必要はないと思います。高得点を取るためには相当難易度が高いので、それにかける時間を高校受験、大学受験対策に費やしたほうがよいと思います。

 

筑波大附属中オススメ教材

トップエデュの筑波大附属中対策オススメ教材はこちらです。
新中学問題集
最高水準問題集

授業ノートを使って復習し、基本的な知識は新中学問題集で学習しましょう。その後、最高水準問題集で記述対策を行いましょう。

 

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