【中学生の保護者必見!】駿台模試で偏差値60以上を取る対策方法とは?―難関私立・都立高校合格への第一歩

中学2年生の駿台模試は、将来的に難関私立高校を目指すお子様にとって非常に重要な試金石となります。学校の成績や定期テストでは順調でも、駿台模試となると苦戦する生徒が多く、その原因は「出題傾向の違い」と「学習管理の不足」にあります。本記事では、駿台模試の特徴、効果的な勉強法、出題範囲、学年別教材まで具体的に解説し、保護者の皆様が適切にサポートできるよう情報をお届けします。

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もくじ

1.駿台模試の数学特徴―定期テストとは何が違う?
2.駿台模試の勉強方法とは?3つの効果的アプローチ【具体的な実践法付き】
3.出題範囲―最新の傾向を踏まえた科目別のポイント(中学2年生の例)
4.トップエデュの自習管理

駿台模試の数学特徴―定期テストとは何が違う?

駿台模試の数学では「思考力」「論理力」「応用力」の3要素が強く求められます。学校の定期テストでは教科書内容をなぞる問題が中心で、パターンを覚えていれば解けるものが多い一方、駿台模試では「なぜその解法を使うのか」「複数の解法が引き出しにあるか」といった深い理解を前提とした設問が出題されます。そのため、普段から一定の解法ばかりに偏った問題演習ばかり繰り返していると、解法の糸口が全くつかめない、方針を自分で立てる事が出来ないなどの弊害が起こり、駿台模試の問題に対応することが難しくなります。

たとえば、方程式の文章題であっても、問題文の条件を読み解き、式を立てるための論理的思考が要求されます。また、単元の複合出題(例:一次関数+図形+方程式)や、場合の数・確率のように論理操作が問われる出題が多いことも特徴です。加えて、計算力だけでなく「表現力」も問われるため、途中式や解法の筋道を正確に示す力が求められます。学校の授業やワークではカバーしきれない高度な問題が多いため、駿台模試は「全国レベルでの実力測定」として活用され、上位偏差値が取れるかどうかが難関高校合格の重要な指標となるのです。

駿台模試の勉強法とは?3つの効果的アプローチ【具体的な実践法付き】

難関私立高校合格を目指す中学生にとって、駿台模試の対策は単なる知識の詰め込み以上のものが求められます。ここでは、模試で偏差値60以上を取るために必須の具体的な勉強法を3つのポイントで詳しく解説します。

1.「解き直しノート」の作成と活用法

  • 具体的手順
    模試の問題用紙や解答冊子をただ眺めるだけでなく、間違えた問題を抜き出して「解き直しノート」を作成します。ノートには以下を必ず書き込みましょう。
    1.問題文のポイントや出題意図を必ず書き込む
    2.自分が間違えた原因(計算ミスか理解不足かなど)
    3.正しい解き方・別解があればそれも記述
    4.類似問題の追加演習を1~2問書き込む
  • なぜ効果的?
    このプロセスを通じて「なぜ間違えたのか」を深く考える習慣が身につき、知識の定着と応用力が同時に伸びます。また、保護者が毎週末に一緒にノートをチェックして振り返りを行うことで、お子様の理解度や学習意欲の把握にもつながり、親子のコミュニケーションも活発になります。特に上記1~3までの工程を行っていないのであれば、今すぐ実践することをお勧めします。
    駿台模試の得点を上げるには、模試の傾向を知り、得点向上に必要な内容のアウトプットが継続的に必要となりますので、今から取り組んでいきましょう

    2.駿台模試特有の時間配分トレーニング
  • 具体的手順
    模試の過去問や類似問題を用意し、必ず「時間を計って解く」習慣をつけましょう。
    時間を計って練習しないと、解き直しをしたら何とか解ける、解説を読めばわかるという状況になりがちです。
    短時間で多くの設問に解答していく力は、日常の訓練からでしか培えません。試験慣れをするために何度も模擬試験に挑戦するのではなく、日常の学習習慣を
    変えていくことをお勧めさせて頂きます。
    1.全問題を一気に解くのではなく、科目ごとや大問ごとに区切って時間配分を決める(例:数学は2~3分で一問解く、英語は長文を15分で解くなど)
    2.難問にこだわりすぎず、まずは確実に取れる問題から解く順番を決める練習を繰り返す
    3.解答後は時間内に終わらなかった問題の解き方や時間配分の見直しを行う
  • ポイント
    駿台模試では時間内に解ききることが偏差値を上げる鍵。タイマーやストップウォッチアプリを使って、模試本番を想定した練習を重ねることで、時間管理能力と試験本番の精神的な余裕が生まれます。駿台模試で問われる能力は短時間での思考と短時間での試行ですので、日頃から時間を意識をして学習をすすめましょう。
    3.教科横断的な「思考力」問題への挑戦
  • 具体的手順
    駿台模試の数学問題には、国語的読解力や理科的論理力が必要な問題も多いため、以下のアプローチが効果的です。
    1.国語力アップ
    ・説明文や論説文の読解問題に定期的に挑戦し、論理展開や主張の読み取りを強化する
    ・問題文のキーワードを正確に把握する訓練をする
    2.理科的論理問題
    ・場合の数や確率、図形問題などの背景にある原理を理解するため、理科の論理的思考問題にも触れる
    3.問題の意味を自分の言葉で説明する練習
    ・問題を解いた後、「なぜその解法が最適か」を文章で説明する訓練をすることで、論理的思考力が飛躍的にアップ

なぜ重要?
駿台模試は単なる計算問題ではなく、文章を読み解き、条件を整理し、適切な論理で解決策を導き出す力を試します。教科の壁を越えた複合的な思考力を育てることが、偏差値60以上を取るための大きな武器となります。

駿台模試対策:中2生のための1週間学習スケジュール例

曜日 時間帯 内容 ポイント・備考
月曜 17:00~18:00 【数学】レベルアップ演習・HIGHスタンダード演習 基礎の確認。解き直しノートの作成。
18:00~18:30 【英語】単語・文法の確認(新中問・シリウス) 助動詞・比較級・受動態など文法の定着を目指す。
火曜 17:00~18:00 【国語】説明文読解問題演習 論理の筋道を意識し、キーワードマーク。
18:00~18:45 【数学】駿台模試過去問の時間制限演習 タイマーを使い時間配分を意識。
水曜 17:00~17:45 【英語】長文読解2本(300語程度) 内容把握&問いへの正確な回答練習。
17:45~18:30 【復習】解き直しノートの記入・振り返り なぜ間違えたのかを深掘り。
木曜 17:00~18:00 【数学】場合の数・確率問題演習 論理的思考力強化に重点。
18:00~18:30 【国語】古文基礎(係り結び・助詞) 基礎固めで点数アップ狙い。
金曜 17:00~18:00 【英語】会話文空欄補充問題練習 実践的な読解力と文脈把握力を鍛える。
18:00~18:30 【数学】計算力トレーニング 速く正確に計算できることを目指す。
土曜 9:00~10:50 【模試形式演習】駿台模試過去問全科目 本番を想定し集中力と時間配分を確認。
10:50~11:40 【自己採点&解き直しノート作成】 間違えた問題の分析を丁寧に。
日曜 休息or軽い復習 【自由復習】苦手分野の弱点克服 無理せず休養も大事。

補足アドバイス

  • 毎週末は保護者の方が一緒にノートをチェックし、振り返りと翌週の計画調整を行うと効果的。
  • タイマーやストップウォッチで時間管理を習慣化すること。
  • 解き直しノートは必ず自分の言葉で「なぜ間違えたのか」「どう直せば良いか」を書く。
  • 勉強の質を高めるため、ダラダラ勉強せず、短時間集中を意識する。
  • 体調管理も重要。十分な睡眠と適度な休憩を忘れずに。

出題範囲―最新の傾向を踏まえた科目別のポイント(中学2年生の例)

駿台模試の出題範囲は、学校教科書の進度を基準にしながらも、学力上位層向けに応用的な内容が加味されています。以下、科目別に範囲の概要を解説します。

数学

一次関数・連立方程式・図形の性質・確率等の既習範囲が対象ですが、
基本問題演習を繰り返しても駿台模試の得点は伸びません。解答を導くための方針を自分の中に複数個持っていることが
得点力UPのコツです。解答に至るまでの方針を増やす方法は、応用問題演習を行った際に、こんな解法があるのか、こうすれば解答にたどり着くのかという
新たな発見を重ね、それを復習出来るノートを作成することです。数学の復習ノートを作成し、自分の知らなかった解答に至るまでの方針を

英語

現在形・過去形・未来形、助動詞、比較、不定詞・動名詞、受動態がメインで、
既習単元からの出題ですが、総合力が問われる設問形式になっています。
文法の確認、長文読解(300語以上)の他には会話文の空欄補充が頻出です。
日頃から文法問題を落とさないよう丁寧な学習を心がけ、
設問に対して正確に解答する習慣を付ける事が大切です。
注釈を除いて、長文内に4個以上知らない単語がある場合は、
単語力不足です。連語も大事ですので合わせて日々の学習を重ねていきましょう。

国語

説明文・随筆の読解、小説文、詩、古文(基礎レベルの係り結びや助詞の理解)です。
偏差値60以上を目指すには古典や国文法の知識をしっかり学習し、抽象度の高い説明文や随筆文を
日頃から数多く読みこなしておくことが大切です。
漢字の読み書き、語句の意味、文法(品詞分類、敬語)も含まれます。

駿台模試では学年枠を超えた出題も多いため、先取り学習や総復習の徹底が合格への鍵となります。

お勧めの教材―学年別&3教科別でトップエデュが選ぶ20冊

駿台模試で成果を出すためには、質の高い教材選びが鍵となります。ここでは中1~中3まで、英語・数学・国語の3教科ごとに各学年でおすすめの教材を紹介します。

中学1年生

【英語】『新中学問題集発展編』(教育開発)
【英語】『シリウス発展編』(育伸社)
【数学】『体系数学 問題集』(数研出版)
【数学】『新中学問題集』(教育開発)
【国語】『出口汪の日本語論理トレーニング 初級編』(水王舎)
【国語】『新中学問題集発展編』(教育開発)

中学2年生

【英語】『新中学問題集 英語 発展編』(教育出版)
【英語】『英語長文レベル別問題集』(東進ブックス)
【数学】『体系数学 問題集』(数研出版)
【数学】『ハイクラス徹底問題集 中2数学』(文理)
【数学】『高校への数学レベルアップ演習』(東京出版)
【国語】『現代文読解力の開発講座』(Z会)
【国語】『中学 国語力を伸ばす問題集』(桐原書店)
【国語】『新中学問題集発展編』(教育開発)

中学3年生

【英語】『英語長文難関攻略30選』(東京学参)
【英語】『高校入試 英語長文 ハイレベル問題集』(文英堂)
【数学】『高校への数学レベルアップ演習』(東京出版)
【数学】『高校への数学HIGHスタンダード演習』(東京出版)
【国語】『入試頻出 現代文・古文演習』(Z会)
【国語】『難関校対策 国語読解演習』(東京学参)

終わりに―今から始める日々の積み重ねが未来を変える

駿台模試の偏差値が伸び悩み、苦戦されている生徒さん達は多いかもしれませんが、駿台模試に関しては単なる模試ではありません。お子様が全国レベルでの立ち位置を確認し、今の学習がどれほど通用するかを試す貴重な機会です。偏差値が良い悪いという判断ではなく、自分の学習習慣を見直す契機となり、志望校合格にむけた新たな一歩になれば理想的です。また、難関私立高校に合格するためには、戦略的な学習が必要です。今回ご紹介した勉強法や教材、出題傾向を活かし、日々の学習を計画的に管理しましょう。高校受験は早期の準備が、他の受験生と大きな差をつけることになります。良い習慣を身に付け、日々の学習を計画的かつ効率的に行い、試験当日まで着実に力を付けていきましょう。

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2021年6月の中3中学駿台模試分析①

もくじ

    1. はじめに
    2. 中3中学駿台模試 数学分析
    3. 中3中学駿台模試 理科分析
    4. 8月の駿台模試に向けて
はじめに

中学駿台模試は、最難関国私立高校を目指す生徒のみなさんが受験する模試になります。
また、都立のトップ校である日比谷などといった最難関公立高校を第一志望とする場合でも、その併願校として開成・国立大附属・早慶附属高校を受験する生徒も多くなっていますから、そういった生徒が公立向けの模試と併せて中学駿台模試を受験するというのも、近年の特徴となっています。

2021年6月に実施された中3中学駿台模試の分析をお知らせします。
まずは数学と理科の分析です。

中3中学駿台模試 数学分析

2021年6月の中学駿台模試では、中学2年生までの学習単元に加えて、中学3年生での学習単元である、式の展開・因数分解、平方根が新たに出題されました。
大問1は小問4問の出題でしたが、すべて計算問題でした。習ったばかりの因数分解やルートが出題されましたがここは全問正解したいところです。
大問2は小問4問の出題でした。あまりに関する問題や、立体の中にできる四面体の体積の問題が、まだ経験の浅い受験生には難しく感じたと思われます。
大問3は関数からの出題でした。最後の格子点に関する問題は、丁寧に座標平面を書いて考えればそこまで難しい問題ではなかったとは思いますが、実際には多くの受験生が得点できていませんでした。
大問4は平面図形からの出題でした。最後の問題は実際の入試問題でもたまに見かける問題です。角の二等分線+90°⇒合同な直角三角形(二等辺三角形)が現れる有名なパターンです。
大問5は空間図形からの出題でした。三角柱を切断してできる、断頭三角柱と呼ばれる立体の問題です。断頭三角柱を知っている生徒にとっては容易な問題でしたが、一般的な立体の問題しか解いたことがない生徒にとっては難しかったと思います。これを機に、断頭三角柱について学習しておきましょう。入試でも出題されます。
大問6は場合の数・確率からの出題でした。問題文も長く最後の問題ということもあり、時間的にも厳しかったかもしれません。ただ、問題文を読んで格子路の問題の考え方と同じ問題では、と思えた受験生は、しっかり勉強している受験生です。
要するに、この問題も簡単な問題ではありませんが、これまでに経験があるかないかで結構差がついてしまった問題だと思います。
今回のテストはすでに経験したことがある生徒とそうでない生徒とで差がついてしまった問題だったと思います。中1・中2からしっかりと難関校受験を見据えて学習してきた生徒は70点近い得点が取れているでしょう。まだ、難関校受験の勉強を始めたばかりの受験生だと半分くらいの得点になってしまったかもしれませんね。ただ、慌てる必要はありません。今回のテストをしっかりと復習して身につけることができればそれだけで難関校の典型パターンのいくつかを身につけることができてしまうのですから。
8月の駿台からは中学生の学習単元のすべてが範囲となります。この夏は、今回のテストのような難関校入試でよく見かける他の典型パターンもしっかりと身につけて、2学期以降に各学校の過去問を解いていけるだけの基本的な数学の力を養っていきましょう。

中3中学駿台模試 理科分析

大問1は物理分野からの出題で、単元としては電流になります。標準的な問題が多くて難関校を目指す中学生ならばどこかで解いたことがある問題が半分あったでしょう。残りの問題も文章をしっかり読めば答えにたどり着くのは難しくないでしょう。最後に放射線に関する問題が出題されましたが、知識の有無を問う問題でしたので、このジャンルに興味がないと選択肢といっても答えに悩んだでしょう。
大問2は化学分野からの出題で、単元としては分解(熱分解)になります。この分野も標準的な問題が多いので取りこぼしのないようにしましょう。題材となっている炭酸水素ナトリウムの分解は、教科書の中で実験として取り上げられていますので、今後における学習内容として、教科書の精読も取り入れていってください。最後の(9)の問題は、変化した数値に注目するといった、化学反応の計算問題としては典型的な問題ですので、正解にたどりつけなかった生徒は同内容の問題を繰り返し解いてみましょう。時間の関係で最後の(12)まで手がつかなかった生徒も多かったでしょうが、やり直しをして解き方を理解してください。
大問3は生物分野からの出題で、単元としては細胞になります。動物、植物それぞれの細胞に関する知識の問題が中心ですが、中には駿台らしく高校の内容にまで踏み込んだものもありました。また、時事問題を題材にしていて、日頃から身の回りのでき事に関心を持っていると問題への取り組みもしやすい点もこの模試の特徴です。今回はコロナ関連の用語についての問題ですが、細かい知識がなくても内容的にはしっかりと文章に沿って考えれば正解にたどり着けます。
大問4は地学分野からの出題で、単元としては天気になります。日本周辺の天気図を題材にしているので、普段から天気に関心のある人には答えやすかった問題でしょう。教科書レベルの内容が多かったので、難易度としては易しめでしょう。また、この分野でも時事問題が扱われていますので、天気に関するニュースには関心を持ちましょう。
全体を通じて、例年の問題と比較して易しめな出題だったようです。そのため、70点前後の得点が取りたいラインではないでしょうか。
次回以降の対策として、丁寧に教科書を隅々まで読んで、細かい知識を確実に定着させるという学習が効果的ではないでしょうか。

8月の駿台模試に向けて

例年8月の中学駿台模試は、受験者数が最も多くなり、難関国私立高校を志望する多くの受験生が本格的に挑戦する模試になります。時期的には、夏休みの4分の3が終わったあたりで行われ、受験の天王山とも言われる夏期に、どれだけ実力が身についたのかを測る絶好の機会となります。
結果がよければ2学期以降もその調子で、逆に結果が悪ければ、志望校合格に向けて想定していた学習プログラムを再考し、立て直しを図っていくことになります。
テストの出題範囲も理社や国語には範囲指定があるものの、英数は全範囲の総合問題となり、本番の入試さながらのテストとなります。
受験生は8月駿台に向けて、しっかり準備をしておく必要があります。
トップエデュでは中学駿台模試での結果が出るように対策をしています。
しっかり準備をし、しっかり結果を出し、受検勉強に弾みをつけられるように、この夏は十分な対策を進めるようにしましょう。


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